リファレンス
すべてのフィルターを1ページで
Filtersは6つの要素で検索します。写真を支配する色調、その色調がフレームに占める割合、賑やかさのレベル、写っているもの、お気に入り登録の有無、撮影日時。このうち最大3つまで同時に組み合わせられます。
色の支配度
24色。色相環をめぐる21の色調と、その外側にある3つの無彩色。Filtersは写真ごとに、それぞれの色調がフレームに占める割合を測定します。だから検索は当て推量ではなく、しきい値になります。
21色の色調
- 赤
- 赤橙
- オレンジ
- 琥珀色
- 黄色
- 黄緑
- 緑
- 若草色
- ミントグリーン
- 青緑
- シアン
- 空色
- 群青色
- 青
- 藍色
- 菫色
- 紫
- マゼンタ
- ピンク
- バラ色
- 深紅
3つの無彩色
雪原、曇り空の港、夜景。こうした写真には支配的な色調がそもそも存在しません。「どの色が支配しているか」と尋ねても、意味のある答えは返ってきません。そのためこれらには専用のフィルターが用意されており、色調ではなく明るさで測定されます。
- 白
- 灰色
- 黒
支配度のしきい値
色のフィルターにはそれぞれ、動かせるパーセンテージが設定されています。オレンジ ≥ 60%のように、ひとつの文として読めます。これが、オレンジ色が「入っている」写真と、オレンジ色そのものである写真との違いです。
低いしきい値はアクセントを見つけるためのもの。グレーの通りに映る赤いコート、たった一つの黄色いドア。高いしきい値は雰囲気を見つけるためのもの。フレーム全体が一色に染まった写真です。実際に役立つ検索の多くは35%から70%の間に収まります。マッチ件数がリアルタイムで更新されるので、教えられるのではなく、自分のライブラリにとって有効な範囲を自分の目で感じ取れます。
同じライブラリ、1つのスライダー
- ≥ 20%
- 1,204
- ≥ 40%
- 631
- ≥ 60%
- 188
- ≥ 80%
- 27
これはひとつのライブラリでの例です。ライブラリが変われば数字も変わります。件数をリアルタイムで表示するのは、そのためです。
第2色調の検出
支配的な色調は、その写真が主に何でできているかを教えてくれます。次点の色調は、その写真を興味深くしているものが何かを教えてくれます。
1枚の写真につき2つの数値
Filtersは上位2色をその割合とともに表示します。緑32% + 紫10%。緑は野原そのもので、紫はそこに咲くラベンダーです。2枚の写真がどちらも「緑32%」であっても、まったく別の写真であることがあります。その違いは、たいてい2番目の数値に表れています。
検索結果を左右する理由
統一感のある写真の組を作るときには、ベースの色だけでなくアクセントの色も同じくらい重要です。少しの紫を帯びた緑の写真が並ぶと、意図的に選んだように見えます。同じ緑でもアクセントがバラバラだと、ただのカメラロールに見えてしまいます。
賑やかさ
写真がどれだけ視覚的な情報を含んでいるか。一方の端には青空、もう一方の端には密集した葉むらがあります。これは構図の性質であって、センサーの性質ではありません。すっきりした写真はシンプルな写真であり、それはスマートフォンで撮っても中判カメラで撮っても変わりません。
すっきり
広く、ごちゃごちゃしていない画面。何もない空、塗装された壁、テーブルの上の皿。キャプションが呼吸できる余白のある写真。
標準
はっきりした被写体と落ち着いた背景。ポートレート、街角など、カメラロールの大部分を占めるタイプ。
賑やか
端から端まで視覚的な情報が密集した写真。葉むら、市場の屋台、人混み、柄物のインテリア。静かな仲間を必要とする、うるさい写真。
賑やかさは、組み合わせたときにこそ真価を発揮します。「青」だけでは、空もプールも混雑したお祭りの写真も同じように返ってきます。「青、かつ、すっきり」なら、余白のある写真だけが返ってきます。
被写体
9つのカテゴリーを、Filtersが写真を最初に読み込んだときにAppleの端末上のVisionフレームワークで認識し、その結果をキャッシュします。処理は一度きりで、それ以降のすべての検索はキャッシュを参照します。
- 人物
- 犬
- 猫
- 植物
- 食べ物
- 乗り物
- 鳥
- 自然
- 建物
被写体の認識は完璧ではなく、あくまで「良い精度」です。厳密な目録としてではなく、色の検索を絞り込む手段として扱ってください。色と賑やかさはピクセルから直接測定されるため、こうした留保はありません。
お気に入りと期間
地味だけれど、他のフィルターを実用的にしてくれる存在です。
お気に入り
Filtersは、写真Appですでに設定済みのお気に入りのフラグを読み取ります。Filters自身がフラグを書き込むことはありません。色と組み合わせれば、「気に入っている写真」が「気に入っている、緑の写真」になります。実際に使える絞り込みリストです。
期間
1日単位まで、任意の期間を指定できます。旅行の記録を絞り込むだけでも便利ですし、色の検索結果が多すぎて見きれないときに3つ目の円として加えるのにも役立ちます。無料プランでは期間は直近12か月までに制限されますが、Proにはその上限がありません。
3つを同時に重ね合わせる
フィルターはリストの上から順に適用されるものではありません。最大3つが重なり合う円になり、中心にはリアルタイムのマッチ件数が表示されます。実行して結果を祈るのではなく、しきい値を動かすたびに検索条件が絞り込まれていく様子をその目で見られます。
無地の面を背景に盛り付けられた料理写真。キャプションが似合う一枚。
密集した葉むらや庭の写真。自然というテーマの中で質感を担う一枚。
自分で選んだ中でも最もミニマルな青の写真。空、水面、塗装された壁。
最近撮った明るく軽やかな写真。ライトトーンのグリッドを作るための素材。
該当なしのときのおすすめ
3つの厳しいフィルターを重ねていけば、いずれはライブラリに存在しないものを求めることになります。結果が0件の画面は行き止まりで、3つの条件のうちどれが原因だったのかを何も教えてくれません。
そのため、検索結果が0件になったとき、Filtersは実際に結果のある調整案を提示します。それぞれあらかじめ件数が分かっているので、タップしても別の空の画面にたどり着くことはありません。
深紅 ≥ 70%・賑やか・食べ物 に該当なし
- しきい値を45%まで下げる — 写真23枚
- 深紅の代わりにバラ色を試す — 写真41枚
- 賑やかさフィルターを外す — 写真12枚
- 期間を1年間まで広げる — 写真8枚